■■コロナウイルス感染予防■■

 保護者の皆さまには、昨年来より、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応に多大なる御尽力を頂いており、感謝申し上げます。

 新型コロナウイルスの感染者が国内ではじめて報告されてから2年以上が経過しました。ワクチンの接種が段階的に進んでいるものの、流行を抑えるためには、引き続き一人ひとりが感染対策を行うことが重要です。 そうしている中で、今までの新規感染者を大きく増加した第5波は、やっと減少傾向になってきました。 飲食を伴う場での感染源が多くを占めていましたが、会社等での社内感染が増加し、そのウイルスを家庭内に落ち込んでしまったことによる家庭内感染による子ども達への感染が増加してます。

 これまでの新型コロナウイルスは感染力の強いアルファ型と呼ばれるイギリスから広がった変異ウイルスが主流でしたが、現在はさらに感染力が強いデルタ型と呼ばれるインドから広がった変異ウイルスのデルタ株が主流になってきました。デルタ株へ変異し重傷者と医療逼迫による自宅待機者が増加する局面を迎えています。
 家庭においても感染拡大への危機感を共有し、感染症対策の再徹底が重要となってきました。 子ども達が、新型コロナウイルス感染症を正しく理解して、感染リスクを自ら判断し、これを避ける行動をとることができるよう、「新型コロナウイルス感染症の予防」ページを作成して感染症対策に繋げようと今回作成しました。 是非とも、お子様と一緒にご覧頂き感染対策の再徹底をお願いします。
新型コロナウイルス
感染症の予防
 コロナウイルスの感染力は、水疱瘡の水痘・帯状疱疹ウイルスと同等の感染力を持ったウイルスです。 インフルエンザウイルスは、症状が出ている人との接触を避けていれば、ある程度は感染を防ぐことができました。 でも新型コロナウイルスは、既に感染してしまった人は無症状のため全く分かりません。 更に困ったことにデルタ株の感染力は強烈です。何倍もの感染力があるから大変です。
 1度感染したので抗体を持っているから大丈夫、予防接種が2回済んだので大丈夫と安心はできるようなウイルスではありません。  先ずは、どの様に感染が広がって行くかを理解しましょう。
要注意! 発症前から他の人に感染?
 新型コロナウイルスの潜伏期間は1~14日間で、感染して特に5日程度で発症することが多いようです。怖いことに、発症するまでの間は無症状です。 感染しているのに症状がないため普通に生活を送ってしまい、その間にウイルスを拡散してしまうことになります。 
 感染発症の2~3日前から他の人に感染させる可能性があり、感染力は発症してすぐ(発症日)に最も高くなります。発症後7~10日ぐらいまでは感染力のあるウイルスが排出されると考えられています。無症状の人(発症前の人、症状が出ないままの人)も感染力のあるウイルスを排出している可能性があるため、注意が必要です。気づかぬうちに感染を広げているかもしれないのです。
デルタ株とはどんなウイルス
PDF形式
監修 諏訪中央病院 玉井道裕

感染しないために

新型コロナウイルス感染症の特徴
感染後すぐに発症しません数日の潜伏期間があります。その期間が家庭内感染の最注意期間です。
自宅療養中
保健所との朝夕の症状確認Line
 
 陽性反応が出て症状により軽症時には自宅療養となって「新型コロナ療養者支援@東京」(都内在住時)LINEアカウントを取得することになるそうです。
 自宅療養者フォローアップセンターの対象となり、自宅療養者フォローアップセンターから次のようなメッセージが朝夕送られくるので「はい」「いいえ」程度の内容で回答するそうです。 悪化するとそれを回答するだけでも大変なことことだったとの感想です。 このLINEは、まだ初期症状での回答例です、次第に高熱と息苦しさで生命の危機を疑う程だったそうです。


新型コロナウイルス感染症の感染経路
 下図を良くご覧になり、手洗い、うがい、マスクの着用をしなければならないのか再確認して下さい。 感染経路を断って家庭内に持ち込まないようにしましょう。
マスクと手洗いは誰でもできるワクチンです

■感染経路を断つ その1
 使用目的にあったマスクを着用しよう
  
 クラブロゴがプリントされたマスクやスポーツメーカーから販売されているマスクは、運動時の呼吸が楽にでき、熱中症予防のとしてマスク内に熱が発散できる素材で作られています。 呼吸が楽にできるということは、それだけフィルター性能が低いということです。  東京パラリンピックでの選手インタビューを思い出して下さい。 全ての選手がユニフォームカラーの運動時用マスクの下には、全選手が不織布のマスクを着用していました。
 学校など長時間に渡って集団の場にいる時は、不織布マスクが安心です。  その不織布マスクを正しく着けてウイルスの飛沫感染を予防しましょう。


■感染経路を断つ その2
 
コロナウイルス感染症が収束するまでは習慣化しよう!!