最後まで頑張った全国大会

               市村 颯麻

  県予選会で足首をねんざしてしまい、ベストな状態で全国大会にのぞめるか不安を抱えながら入賞を目標に夏休み中練習を続けました。
 大会当日は、心配していた足の状態も良くなりベストな体調で大会に臨むことができました。 しかし、全国大会はこれまでの大会とは違って各県の優勝選手が競うレベルが高い戦いしなければいけないプレッシャーが重くのしかかってきました。
 1回目、2回目の跳躍は、その重いプレッシャーに圧しつぶされてしまって思い切った跳躍ができませんでした。
 予選最後の3回目の跳躍の前に「ここで頑張らなきゃ絶対に後悔するぞ。」と思いピットに立った時 上尾から応援に駆けつけて来てくれた仲間たちからの手拍子が聞こえてきました。 その手拍子に後押しされた3回目は自己ベストの4m68cmを跳ぶことができました。
 残念ながら目標とした入賞には6cm足りず逃してしまいました。 この悔しい6cmは僕のこぶし1個分です。
 これからの大会ではこぶし分の悔しさを超える跳躍をするぞと思いました。
 今回この大きな大会で自己ベストが出すことができました。これも手拍子で後押しをしてくれた仲間、そして暑い中で一緒に練習を頑張ってくれた、たくさんの仲間たちの思いがあったからだと思います。
 今回はとても悔しい思いが残る大会だったので、中学へ進んでもこぶしを握り絞めて全国大会を目指して頑張ります。


 自己ベストの跳躍