6年生に送ることば

春の訪れが感じられる今日
上尾ジュニア陸上クラブを
巣立って行かれる先輩方
大変お世話になりました。

小学生陸上から中学生陸上へと
羽ばたこうとされている先輩方が、
キラキラと輝いて見えます。

大会の時、練習の時、そして、全国大会のテレビに映った時、
その先輩方の姿が、私には日の丸が付いた
ユニフォーム姿のオリンピック選手のように
いつも見えていました。

大会の日が、近づくにつれて練習する顔が、段々と怖い顔に変わっていった先輩方でした。
でも、私が初めてリレーを走った時
練習の時の怖(こわ)い顔とは違って、
とても優しい顔で「がんばろうね」と
声をかけていただきドキドキが和らいだことを思い出します。

これから私たち5年生が最上級生になります。
来週の練習から先輩方の姿がなくなるか思うと、
心細くなってしまいますが
今度は、私たちが先輩方に負けないように
自覚をもって頑張ることを約束します。

そして、
「明るく元気な子」 「強い上尾ジュニア」
の伝統を私たちが守り続けます。

今まで本当にありがとうございました。
中学に行っても、この上尾ジュニア陸上クラブを忘れないでいてください。
そして中学でも ご活躍されることを楽しみにしています。

平成28年 3月26日

ジュニアクラブ代表 
永井 有紀

感謝のことば

桜のつぼみが開きはじめ、
桜の花が目に付く今日
僕たち卒団生のためにこのような会を
開いて頂きありがとうございました。

僕は、三年生の時に、
上尾ジュニア陸上クラブに入団してから
速く走ることだけでなく
目標を持ちそれに向かって努力することの大切さ、
そして、普段の生活態度も指導して頂きました。

六年生になって、監督から毎週のように
『強い上尾ジュニアを取り戻せ』と言われ続けられました。
その時、チームメイトで
『良い結果を残そうね』と種目は違っても
それぞれの目標を持って、それに向かって練習に取り組むようになりました。
その練習態度が、いつの間にかクラブ全体に広まり
全員が同じ目標に向かって練習をしているな。と思えるようになってきました。
その結果、
秋の彩の国交流大会では、全員の力で団体総合優勝を勝ち取ることができました。
監督が言い続けた『強い上尾ジュニア』とは、
ただ競技に勝てば良いのではなく
全クラブ員が、同じ目標に向かって
練習をするクラブのことだったのだ。
ということが分かりました。

これから始まる中学校生活でも
クラブで学んだことを生かし、
いつも目標を持って
その目標達成に向かっていきます。
そして、『一曝十寒』言葉の通り
頑張った日が無駄にならないように
一日一日 積み重ねていくことを約束します。

指導して頂いた監督、コーチのみなさま、
そして、僕たちに陸上競技を通して
目標に向かって頑張ることの大切さを
知ることができたチャンスを与えてくれた
お父さん、お母さん ありがとうございました。

クラブで刻んだ思い出一つ一つが
僕たちの成長になりました。
そのことを忘れずに陸上競技だけでなく
立派な大人へと成長していきます。
とはいっても僕たちはまだまだ未熟者です。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

平成28年3月26日

上尾ジュニア陸上クラブ
平成27年度 卒団生代表 
猪谷 康介